ウィッグとは

かつらとの違い

オシャレウィッグのイメージ

ウィッグとかつらは同じものではありますが、一般的に
年齢による髪の悩みを隠すもの(よく男性が使用するもの)→かつら
ファッションの一部としてや、医療用として使用されるもの→ウィッグ
と呼び分けることが多いです。
要は日本語かどうかの違いですね! ただ、オシャレ目的の物を「かつら」と呼んでしまうと白い目で見られるかもしれませんね。

ウィッグの種類

かぶり方や付け方、素材や製法などたくさんの種類があります。
頭全体にかぶるものを、フルウィッグ。 前髪や襟足など、一部分のみに付けるものを、ポイントウィッグ。 つむじや分け目を隠す目的で付けるものを、ヘアピース。
など、物によって呼び方が異なります。
普段は前髪を作ってない人が気分転換のために前髪のポイントウィッグを使っていたり、普段はロングヘアの人が1日だけショートヘアにするためにフルウィッグをかぶったり。 パッと見ただけではウィッグを付けていると分かりにくいものがたくさんあります。
100%人毛のものや、人工毛のものなど、素材によって手触りやお手入れ方法が異なるので購入時に注意が必要です。

実はすごく古い歴史が・・・

そもそもウィッグはどのくらい前からあるか知っていますか?
いつから使われるようになったのか、明確には分かりませんが古代エジプトのミイラに、ウィッグをかぶったものが見つかったとされています。 古代エジプトでは、衛生上の観点から頭髪を剃る習慣がありました。 そこで、強いエジプトの日差しから頭皮を守るためにウィッグを使用していたと考えられています。
日本でも900年前後にはウィッグを使用していたという記録が残されています。 このころのウィッグは主に女性用で貴族を中心に使われていたと言われています。
「髪は女の命」と言われるのはこの時代からだったんですね。